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2009.04.06 Monday | - | - | -
NAKED ARTZ "巨塔 feat. RAPPAGARIYA"

NAKED ARTZ "巨塔 feat. RAPPAGARIYA"
浸透 〜PENETRATION〜

'90年代マニアです。そして走馬党の狂信者です。そんなわけで今回紹介する隠れクラシックはこれ…と始めたいところだがその前に軽くこのアルバム自体の批評を。日本のHIPHOPはよく'90年代は黄金期だとか言われて、事実誰もが認める名盤もごろごろある。しかしそれでも一般にこのアルバム『浸透』の名前が出てくる事は殆どないと言っていい。NAKED ARTZの知名度の低さが原因だとは思うが、このアルバムは後世まで語り継がれるべき完成度を誇る日本のHIPHOPにおける絶対的な名盤だ。ZEEBRAの1stにだって負けないくらいのこんなアルバムが正当な評価を受けていない現状は絶対におかしい。RHYMESTER、RAPPAGARIYA、SHOTSHELL(THINKTANKの前身的グループ)参加と超大物達も数多く参加してるので未聴の人は是非チェックを。

前置きが長くなってしまったが、そんな名盤の中から今回はまだアルファベット表記だったRAPPAGARIYAの怪演が光る「巨塔」を紹介。SOUL SCREAMにも通じるような只のハードコアとは一線を画すポジティブな音とラップスタイルが特徴のNAKED ARTZだが、この曲は四人がバビロンを軸に様々な観点から疑問、メッセージを投げかけアルバム中でも一際異彩を放つ。初っ端のMILIの相変わらず歯切れ良いラップ、お経フロウ初期の山田マン、比喩的なリリックがインパクト抜群なK-ON、ヴァースの入りから怒涛の連続押韻で一気にリスナーをロックするQ、全員が最高の仕事を果たした熱いメッセージソング。虚無感の中に一筋の光が差し込むようなとんでもなく深みのあるトラックを作ったDJ TONKの技量にも感服するしかない。聴けば絶対にリピートするような文句の付けようのない名曲だろう。勿論アルバムが名盤という事はこんなレベルの曲がもれなく14曲収録されているという事。素晴らしいグループでした、NAKED ARTZ。


文:遼
2007.09.03 Monday | 時代と理解を超える斯界 | comments(0) | -
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