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2009.04.06 Monday | - | - | -
シーモネーター & DJ TAKI-SHIT "時代と理解を超える機械"
浪漫ストリーム
シーモネーター & DJ TAKI-SHIT
収録作品: 浪漫ストリーム

第二回目、どっからどう見てもこのコーナーの元ネタとなった曲の登場。今は有名アーティスト達と並んでお茶の間を沸かすSEAMOが、シーモネーター & DJ TAKI-SHIT時代に発表した1stシングルに収録された曲。とにかく、これの何が意外かってKO-1の外部仕事!!KO-1どころかBEATMASTERの面々が客演した全国流通作品はこれ以外にそうそうないはず。(あったら是非御一報を!!)その日本語の語感を極限まで活かした文学的で気持ち良いリリック、そして更にそこに付け加えられる怒涛のライミング数で他との圧倒的なレベルの差を見せ付けたKO-1、KENGOの2MCとDJ NARITAから成るBEATMASTER。98年にデビューEP『ペインキラー』で全国のヘッズをロックして以来、彼らの更なる活動を待ち望むリスナーも多かったと思う。しかしその後BEATMASTERは2枚のクラシックアルバムを残し全国の舞台から姿を消す。その後もKO-1はソロ作品もリリース(傑作!!)しているが、どんどん時が経つにつれて彼らの軌跡はリスナーに知られなくなってきていると思う。そんな中比較的最近の2002年に発表されたこの曲。TAKI-SHITのドラムメインでそこに数々のサンプリングを細かく使用していく激渋なトラックに乗せて、なんとも奇妙な組み合わせのマイクリレーが展開される。トラックがシンプルなぶんお互いが自らのスタイルを崩さずラップできていて、その対極な二人のコントラストが逆に完成度をどんどん上げていく。結果的に相変わらず下ネタで飛ばすシーモネーターと、宇多丸をしてHIPHOPの賢人と言わしめたKO-1がそのまま実力でぶつかり合う聴き応えのある良曲となった。因みにタイトルの「時代と理解を超える機械」とは勿論あれの事です。最後にKO-1の言葉を一つ。

「あれ出来ないこれ出来ないじゃなく、見つけろこれ出来るじゃねぇか!!って」

ファンの意見としてはKO-1は、そしてBEATMASTERは日本語ラップのスタンダードスタイルにして史上類を見ないある意味での究極の完成形にあったと思う。彼らの軌跡を決してこのまま時代の影に埋もれさせてはいけない。



文:遼
2007.07.23 Monday | 時代と理解を超える斯界 | comments(0) | -
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2009.04.06 Monday | - | - | -
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